「ダメ男」にはまる前に！知っておきたいダメ男の特徴

「ダメ男」はなるものではなく作られるもの

十年以上前に「だめんず・うぉ～か～」というコンテンツが流行したことがありましたが、時代が一回りした現在においてもそうした自分をダメにする男性に惹かれてしまう女性というのは多いようです。

傍目から見ると「なんであんなダメな男にいつまでもくっついているんだろう？」と思ってしまところですが、実はそうしたダメ男に惹かれる女性というのは一定数存在しています。

これは女性に限ったことではなく、男性であっても自傷行為や自殺をほのめかすような面倒な言動を繰り返すような女性に惹かれ離れられなくなってしまう人は数多くいます。

まず先にしっかり覚えておいてもらいたいのが、そうした「ダメ男」「ダメ女」に惹かれる人というのは決して最初からダメな人にを好きになるようにできているのではなく、反対にそうした人に惹かれる人たちの存在がますます「ダメ」な人を作っていくということです。

わかりやすいように今は「ダメ男」に限って話をしていきますが、そうした人に共通した特長となっているのが「ウソをつくことに抵抗感がない」「感情の起伏が激しい」「言動の整合性がとれない（が、それをごまかすのがうまい）」ということがあります。

他にも細かい特長として「金銭感覚がゆるい」「周囲への見栄が大きい」「根拠のない自分だけは大丈夫という全能感」などといったものが挙げられます。

ウソを肯定してくれるから相手もそれにつけこむ

世間的には「ダメ男」というのは画一的なタイプのように思われていますが、実際にはその性格や行動は通り一遍ではなくそれぞれのケースによって異なります。
なぜかというと、そうしたいわゆる「ダメ」な人に付き合う人の種類もそれぞれ異なっているからです。

ダメな人がダメな人であり続けるには、自分ひとりではなく周囲の協力が必要です。
生活能力がないのにお金をたかるためには自分の言うことを聞いてくれる人がいなくてはいけません。
厳しい見方をすれば、もともとダメだった人がさらにダメになる素質を伸ばすのは、それを助長する人がいるからです。

ダメな人を伸ばす人の特長としては、本来的に欠点であるはずの特長を長所として捉えるという間違った優しさがあるということが挙げられます。

好きな人の役に立ちたいという気持ちは決して間違ってはいない純粋なものなのですが、相手のよくない部分を伸ばす優しさを与えることはお互いを泥沼に持ち込む誤った優しさです。

「どうしていつもダメな人に惹かれるんだろう」と悩んでいるなら、相手のことばかりを責めるのではなく自分自身がそうした状況を作り出していないかということを今一度考え直してみた方がよいでしょう。