座りっぱなしでお尻が痛い!お尻のしびれを解消するコツ
座っていてお尻が痺れたら考えること
今では珍しくなりましたが、かつては法事や冠婚葬祭のときに足を痺れさせて立てなくなってしまうという人が数多く見られていました。
現在では正座そのものをする機会がなく数分でも正座ができないというようなこともあるかと思います。
そんな過去の正座の足のしびれに代わって現代病となってきたのが「お尻のしびれ」です。
座り続けることによるお尻の痺れや痛みは、全ての人に起るものではありません。
正座をした時の足のしびれもそうですが、痺れを感じるようになるには体重や座り方だけでなくちょっとした体重移動も重要になります。
特に骨盤部分に歪みが生じている場合はそれが下半身への痛みにつながるケースも多く、ずっと誤った姿勢で座り続けていることにより、痺れを引き起こしているケースもかなりあります。
お尻や下半身の痺れを解消する最も簡単な方法は、長時間同じ姿勢を取らないように移動させるということです。
ですが数時間で特定の筋肉がつるといった症状が出る場合にはあらかじめ体型的に偏りがないかということを考えるべきでしょう。
病気が考えられるお尻の痺れ
もしお尻の痺れを頻繁に感じるのが20代の前半ならば、まず疑ってみるべきなのが坐骨神経痛です。
坐骨神経痛は座っている時間が長いことで起る痛み症状であり年齢が高くなるほどその症状が強く出てくるというという特長があります。
坐骨神経痛はひどくなると自力で立ち上がることが難しくなったり、歩いていても体力が続かずにその場でうずくまってしまったりします。
もしこういった症状があるなら、まだ自力で動くことができるうちに専門の整形外科などに行ってみる方がよいでしょう。
もしまだ軽度で自力で動くことができるなら、軽い運動を習慣にしていくことが勧められます。
デスクワーカーの場合一日の歩数はかなり少なくなってしまいますので、時間を置いて積極的に歩くようにしたり他の部署に移動したりといったことが必要になります。
仕事が忙しくなかなか自宅では時間を取れないというなら、就寝前などのわずか10分程度での運動が勧められます。
お尻部分のつりが起るのは筋力不足と可動領域の狭さによるので、日常的な運動強度が合わないならばそれぞれ個別のメニューとして対応すべきです。
中でも骨盤矯正運動やエステで行われるプログラムではかなり体内の環境を変化させることができます。
骨盤の歪みは出産後の経産婦によく起こりますが、最近では出産未経験の人でも骨盤の位置が定まらないということもよくあります。
骨盤矯正は簡単な対策として行うことでかなりの効果を得られることなので、専用のグッズを購入して下着に使用するなど積極的に導入してもらいたいです。